日本酒を表現するための言葉を知ろう

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目次

日本酒を味わっているときに「どんな味?」と人に聞かれて、皆さんはどのようにその味を表現していますか?日本酒を表現する際に用いる言葉を知ることで、より日本酒を楽しむことができます。

色調

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日本酒の色を表現する際、ダイヤモンドのように美しく透き通り光沢ある場合は「冴え」と表現します。やや青みがかると「青冴え(あおざえ)」と言い、高く評価されます。

うっすらと山吹色した光沢のあるものは「照り」、その中でも「黄金色」は最も好まれる色調です。少し濁っている状態は「ぼけ」、文字通り、番茶のような濃い色調は「番茶色」と表現します。「番茶色」は古酒を表現する際によく用いられます。

色合いが良い場合は「色沢良好」と表現するのが定番です。

香り

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日本酒の香りを表現するときは、基本的に花や果実といった現実に存在する物を用いて例えます。

例えば、華やかな香りを花で表現する場合は梅の花やチューリップなど、果実で表現するならメロン・バナナ・リンゴなどです。爽やかな香りの場合、花ならさざんか・水仙など、果実ならレモン・グレープフルーツ・オレンジなどで表現します。また、タイムやレモンバームなどの香草で例えることもあります。

穏やかな香りには、菜類のふき・白菜・菜の花・人参、鉱物のミネラル・木炭・オイル、栗やピーナッツ・ゴマなどのナッツ類もよく使われます。ふくよかな香りの場合、白米・豆腐、乳製品の生クリーム・カスタードクリーム、特に熟成したものなら磯の香りや昆布、はちみつと表現することもあります。

日本酒の味を表現する際、飲み口なら「サラリとした、艶やかな、キメ細やかな、穏やかな」など。甘みのあるものには「フルーティー、まろやかな、優しい」、酸味には「シャープな、すっきりとした、クリーンな」、苦みには「清々しい、爽快な、スパイスのような」などが挙げられます。

旨味には「ふくらみのある、力強い、充実した、存在感のある、コクのある」などの言葉を使って表現します。

日本酒はお酒の中でも特に種類が多く、その数だけ色や香り、味も異なるため、それを表現する言葉も多岐にわたって存在します。香りや味わいの表現方法をたくさん知っておくと、「おいしい」とひと言で表現するより、日本酒の特徴を具体的に伝えることができます。

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