形や素材によって、日本酒の味わいが大きく変わる酒器。日本酒をより楽しむために酒器にもこだわろう

blog-5

日本酒の酒器と言えば、小さなお猪口やコップをイメージする人も多いのではないでしょうか?どれも同じと思われているかもしれませんが、適した酒器を選ぶことによって、日本酒の味わいをより引き立てることができます。

形状

酒器には、丸みのあるものや縁が広がっているものなど、様々な形状のものがあります。口の部分が狭く、胴が丸みを帯びているタイプは、香りを抑え濃厚な味わいを引き立たせるため、旨味ある純米酒などがおすすめです。

一方、縁が広がっているラッパ形状のタイプは、日本酒特有の香りを存分に味わえますので、吟醸酒などによろしいでしょう。また、平杯と呼ばれる皿のような形状の底の浅い盃は、熱燗におすすめです。

口径

blog-5-1

日本酒をおいしく楽しむためには、酒器の口径も重要なポイントです。口の広い酒器の場合、注がれた時の表面積が大きく酸化速度とお酒の蒸発量が増すため、より香りを楽しむことができます。

軽い飲み口を楽しみたい方は口の狭いものを選ぶと良いでしょう。

容量

日本酒は器に入れる量によっても味わいが変わります。冷酒を冷たいうちに、またその逆で熱燗を熱いうちに飲み切りたい場合は、小さめの酒器がおすすめです。

素材

blog-5-2

より酒器にこだわるなら、素材選びも欠かせません。例えば、錫(すず)は光触媒効果によってお酒の雑味を除き、お酒をよりまろやかな味わいにしてくれます。木製は、他の素材に比べて温かみが感じられるため、熱燗におすすめです。

無味無臭のガラスは、お酒そのものの味を堪能することができ、繊細な日本酒を楽しむには最適です。陶器や磁器は、ガラスと比べ、やや柔らかい飲み口にしてくれるため、甘めの日本酒に合うでしょう。

人は甘味・酸味・辛味・苦味・渋みなど、舌の位置によって感じる味覚が異なります。日本酒を飲む際、酒器によって微妙に舌の形が変わるため、その感じ方も微妙に変化すると言われています。加えて、酒器によって香りや見た目、舌触りなども異なることから、酒器選びは日本酒を楽しむうえでとても重要です。

新潟の地酒をメインに扱うオンラインショップいけのり酒店では、八海山をはじめ、越乃寒梅や久保田など、様々な地酒を取り揃えています。単品はもちろん、八海山と越乃寒梅などのセット商品は飲み比べができるため大変人気が高いです。

また、いけのり酒店では、新潟の地酒以外にも八海山の焼酎や八海山の焼酎から作った梅酒も扱っています。新潟のお酒をぜひ一度お試しください。

 

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930